名物にうまいものあり(6)
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作成日時 : 2008/05/29 19:33
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どこか、ぶらりとあてのない旅にでも出かけたくなるような爽やかな季節。
六月の北海道はもっとも過ごしやすい時季、行楽シーズン本番をむかえるのです。のんびりと列車の旅などはいかがでしょうか。
列車の旅のお楽しみのひとつに駅弁があります。そういえば、最近は駅弁を前に抱えた売り子さんの姿を見かけなくなりました。短い停車時間内での販売なので、売り子さん達は大忙し、動き出した列車の窓から、身を乗り出すように駅弁とゆで卵とビールを買い求める父親の姿が小学生の頃のぼくの思い出です。
道南地方の長万部(おしゃまんべ)駅に五十年以上も変わらぬ伝統の味で人気がある、『かにめし本舗かなや』の“かにめし”があります。
ふたを開けてまず驚くのが、下のご飯が見えないくらいに敷き詰められたかにの具材。かに本来の味を損なわないように、あっさりと味付けされているのも、長く愛されている秘訣なのかもしれません。ご飯が温かい状態で提供するのも“老舗かなや”のこだわりのひとつです。
↑長万部駅前の『かにめし本舗かなや』
それともう一つ、最近ひそかに人気をよんでいるのが“おしゃまんべ物語”です。
もともと“かにめし”の箸休めとして入っていたもの。“かにめし”の付け合わせとして半世紀ものあいだ、折のすみっこで脇役人生を送ってきた佃煮にやっと独り立ちをするチャンスがめぐってきたのです。なんだか人生の悲哀を感じますなぁ〜、ガンバレ佃煮くん!
今では製造も追いつかないほどだとか、見習いたいものです……。
『かにめし本舗かなや』HP http://www.kanimeshi.jp/index2.html
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