ラズベリー畑の職人バチ
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作成日時 : 2007/09/13 23:51
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いかにも健康に良さそうな甘酸っぱい香りの赤い実。我が家の“ラズベリー”が、今年は大豊作となりました。
数年前、ガーデニングショップで買い求めた数本の苗木が、今や畑のほとんどを占領し、お隣のテリトリーまでも侵略してしまいそうな勢いであります。繁殖力の強い植物ですねえ。
↑ 取り立て新鮮なラズベリー&ヨーグルトが朝の定番メニュー
アラスカでシーカヤック旅をした時、野生種の“サーモンベリー”という実を食べたことがある。かなり大ぶりな実で、その色とつぶつぶ感が鮭のイクラに似ているからそう呼ばれているのだろうか。海岸から少し森の中に入った湿地に、サーモンベリーやブルーベリーがたわわに実盛る、ベリー畑のような一角があった。食べ頃に熟れた実をかたっぱしから口に入れていたら、「熊の食べる分は残しておいてね…」とガイドに言われたのでした。自然の恵みはグリズリー達の大切な食料でもあったのです。そのあと、見通しのきかない深いブッシュに目をこらしながら、ゆっくりとその場を立ち去ったのでありました。
ラズベリーはバラ科の植物、幹や枝に生えている鋭い棘に気をつけながら、収穫作業をしていたら、青い葉っぱを抱えて飛び去っていく虫が目に入った。
それは体長15ミリほどの小さなハチでした。花の蜜を目当てにやって来たのなら納得もいくが、葉っぱを抱えていったい何をしようとしているのか?
ハチは切り取った葉っぱを、木に開けた小さな穴へと、せっせと運び込んでいたのです。その働き者の名は“バラハキリバチ”バラ科などの切り取ったばかりの新鮮な葉を巣に持ち帰り、筒状に丸め、その中に卵を生みつけるのだそうです。それにしても切り取った後の葉っぱは、まるで芸術作品。職人がその技を披露しているかのようです。
炎天下の中でせっせと仕事に励むハチは、こっちのことなどまったく気にかけていない様子。「おまえさんも、真面目にやれよ……」とでも言いたげに、葉切りの技に磨きをかけておりました。
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